乃木坂46ユニット曲「のような存在」歌詞考察。タイトルの意味を考えた | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46ユニット曲「のような存在」歌詞考察。タイトルの意味を考えた

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乃木坂46ユニット曲「のような存在」は、2019年5月に発売の23rdシングル「Sing Out!」TYPE-Aの収録曲です。作詞は秋元康さん。

歌唱メンバーは、齋藤飛鳥さんと白石麻衣さんでした。乃木坂46公式サイトでは、ミュージックビデオが公開されたばかりです。


歌詞考察


「一方通行の愛は溶けて消えてしまう氷のような存在(もの)」

タイトル「のような存在」は、歌中では「のようなもの」と歌われていました。

そして、そのタイトルの意味はどういったものでしょうか。「ような」は、ある状態が他の事象に似ていることですから、「○○が何とかのようなもの」と考えれば、「何とかなものが、○○に似ている」と言えました。のら猫ひろしであれば、「のら猫ひろしは葉っぱのようなとるにたらない存在(もの)」となります。

ここで、○○は何で、それを何に例えているのでしょうか。

公開されたばかりのミュージックビデオでは、齋藤飛鳥さんが胸を押さえてうずくまりました。そして、仄暗い部屋に横たわっている彼女の頬に白石麻衣さんが口づけをします。齋藤さんの役柄は余命が僅かである人物と言えました。

斉藤さんが演じた役柄が余命幾ばくもない設定であることを踏まえれば「命は浮き草のように儚い存在(もの)」と妄想します。ただ、それも次の歌詞を見ると微妙に違うと感じました。

グラスにいくつか氷を入れて溶けてく時間をただ眺めてた今の僕には共感できるけど何にもできないのが残酷でじっと待ってるそれだけでは存在がない愛って何だか一人じゃいけないのか手をこまねいてやがて消えてしまうよ

この歌詞で、「○○は何とかのような存在(もの)」の正体を妄想することができます。「命は浮き草のように儚い存在(もの)」ではありませんでした。「愛は手をこまねいて待っていると消えてしまうような存在(もの)」という解釈になります。そう考えると、歌詞に氷が入ったグラスが登場するのもわかります。

氷も放っておけば消えてしまいますし、愛もじっとしているだけでは相手に振り向いてもらえません。さらに振られてしまえば、その愛は消滅します。だから、主人公の「僕」は、愛は儚いものと考えているのでした。それは、続く歌詞に、もう一つの「○○は何とかのような存在(もの)」が表現されていることでわかります。

愛してたんだ水に流されたって愛って不思議だ誰にもわからないよ言葉なんかじゃ説明できないし溶けて無くなるし思いはずっと消えないし得体の知れない(のようなものなのか)

過去形の愛してたという表現で「僕」は失恋したのかなと考えました。付き合っていたものの別れてしまったのか、片思いが実らなかったのかまではわかりません。確かなのは「僕」は相手を愛しているのに彼女の気持ちが「僕」にないことです。その「僕」の恋心が、相手にとって「思いは得体の知れないような存在(もの)」で迷惑なのかと「僕」が自問自答しているような妄想をしました。

終わりに


齋藤飛鳥さんが儚くて消えてしまいそうな存在(もの)

ミュージックビデオでは、齋藤飛鳥さんが余命幾ばくも無い設定になっています。だから、「齋藤さんが儚くて消えてしまいそうな存在(もの)」と考えました。そうすると、歌詞にある「僕」は白石麻衣さんと解釈します。つまり、齋藤さん演じる男性に先立たれた白石さんの心境が「のような存在」の世界観だという妄想になりました。 終わり