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乃木坂46ユニット曲「失恋したら、顔を洗え！」は、セカンドアルバム「それぞれの椅子」(2016)の収録曲になります。作詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、中元日芽香・能條愛未from乃木團でした。中元日芽香さんは卒業されて心理カウンセラーとなっています。
そして、元乃木坂の能條愛未さんは、2019年の夏に、今野浩喜さんの初主演舞台【上にいきたくないデパート】に出演が決まっていました。
気になったのが、乃木團です。乃木團は、中元日芽香さんと能條愛未さんをツインボーカルとした７人のバンドで、氣志團をリスペクトして結成されたとのことでした。
歌詞考察
振られて流した涙を洗い流す
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氣志團をリスペクトして結成されたバンドが乃木團となるなら、気志團の「One Night Carnival」の世界観が思い浮かびます。「One Night Carnival」は、俺は彼女への気持ちを抑えることができるのか？ 出来ないだろう・・・と自分に問いかけている歌詞になっています。
なので、「失恋したら、顔を洗え！」も主人公が恋を諦めることができない歌詞だと思いました。タイトルにある顔を洗え！ も、もう一度出直して来い！ ということでしょう。
そして、その失恋は付き合っていて振られたのでしょうか。あるいは、片思い相手への告白が上手く行かなかったのでしょうか。歌詞に、難しいその距離を狙うから意味あるんだ付き合ってる彼女がいると初めからわかってた、と表現されていました。主人公は、彼女がいる男性に片思いしていたことがわかります。
やはり、タイトルの顔を洗え！ は出直すという解釈で良さそうです。歌詞も、涙溢れたら顔を洗うしかない綺麗さっぱりとすっぴんで出直そう、ということですから涙を洗い流して出直そうぜ！ といったところでしょう。
ただ、出直すと言っても、振られた相手にもう一回チャレンジするのか。あるいは、別のターゲットに狙いを定めるのか、どちらだろうという疑問が湧きました。
Aｈ 愛に傷ついて時間の蛇口ひねって洗い流したら次の恋準備しよう
この歌詞で、次行こう！ 次！ という前向きさを感じることができました。なので主人公は新しい相手を探すことを考えたことになります。
終わりに
「失恋したら、顔を洗え！」は、乃木團のツインボーカルである中元日芽香さんと能條愛未さんの楽曲となっています。この楽曲で乃木團を初めて耳にしましたから、当然齋藤飛鳥さんがドラムを担当していたことも初耳でした。
ここで、日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」で行われた千鳥・ノブとのドラム対決で斎藤さんが圧勝した理由がわかりました。ノブが二度と組むな！ と絶叫するわけです。 (終)