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乃木坂46ユニット曲「Threefold choice」は、セカンドアルバム「それぞれの椅子」(2016)に収録されています。作詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、齋藤飛鳥・星野みなみ・堀未央奈の３人でした。
歌詞考察
三股をかけられても冷静な主人公
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英語力のない、のら猫ひろしとしてはタイトルの意味がわかりません。大雑把に３つの選択肢かなとは思いましたが、正確には、三者択一という意味でした。３つの選択肢ということで間違いはないようです。このタイトルである「三者択一」に陥る状況とは何でしょうか。主人公が、３重の選択肢に右往左往しているイメージは持てます。歌詞に初めて登場する人物は、部活の先輩でした。その先輩はコンビニのバイト中で、こっちをチラ見しています。先輩にチラ見されているのが、主人公でした。主人公はコンビニバイトをしている先輩に片思いしているのでしょうか。
付き合っているって主張している女子決着をつけようとここまで押しかけちゃった
この歌詞で、主人公はコンビニバイトの先輩と付き合っていることがわかります。そして、その先輩と付き合っている女子の存在を問い詰めるべく、主人公はコンビニに押し掛けたのでした。押しかけた主人公に、先輩はチラ見しているのですね。チラ見された主人公はどうしたのでしょうか。
誰を愛しているの？ この３人の中で恨みっこはなしではっきりさせよう選ばれなかった者はすぐに手を引くから
コンビニに押しかけたのは、主人公だけではありませんでした。彼女以外にも、浮気相手AとBがいることになります。ということは、３重の選択肢に右往左往しているのは主人公ではなかったのですね。
三股をかけられた、３人がレジの前で仁王立ちしている画が浮かびました。しかも主人公は、自分が本命でなければ身を引く覚悟を持っています。コンビニまで押しかけられた先輩はどうしたでしょうか。
状況がわかって怯えてる先輩一気に詰められて退路を失ってる・・・すがるような目で見つめ助けを求めても余計にいじめたくなるだけよ
この歌詞で、先輩が顔面蒼白になるくらいに追い込まれていることが想像できました。そんな先輩でも、主人公は気分を害していません。なぜなら、続く歌詞に母性本能くすぐられる、と表現されているからです。
ということは、三股をかけられた主人公の目的は、３人の中で本命は誰なのか知りたいわけではないと思いました。コンビニに押し掛けた主人公は何をしたかったのでしょう。
助けを求めても余計にいじめたくなるだけよ
この歌詞で、主人公はただ先輩を困らせたかっただけだと思いました。
終わりに
三股をかけられても、主人公は母性本能をくすぐられるほどに冷静でいます。恐らく無表情で先輩に詰め寄ったのではないでしょうか。 終わり