乃木坂46「ハウス!」歌詞考察。タイトルの意味を考える | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46「ハウス!」歌詞考察。タイトルの意味を考える

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乃木坂46「ハウス!」は、セカンドアルバム「それぞれの椅子」(2016)に収録されています。作詞は秋元康さん。

また、2012年春に発売された2枚目のシングル「おいでシャンプー」の収録曲でもありました。



歌詞考察・・・タイトルの意味とは?


「あなた」へのコマンド(号令)

ハウスは、犬の調教においてのコマンド用語ですね。コマンドは、号令という意味でした。

「ハウス!」は、ケージに戻りなさいといったところです。

一緒に生活する上でのコマンド(号令)であれば、「ハウス!」は飼い主の指示ということになりました。

なので「ハウス!」は、犬にまつわる男女間のエピソードと考えました。

ですが、どうやら犬を調教しているわけではなさそうです。

恋は我慢が一番大事 いつの日にか もっと好きになる だからちゃんと帰って! ハウス!

ちゃんと帰って! という表現は、犬に向けて言いそうな気はします。ただ、犬に対して恋は我慢が一番大事、とは諭さないでしょう。

犬であっても、一緒に生活をするとか行動を共にすることを考えないとコマンド用語を使おうとは思いません。

だから、「私」と、彼女が「ハウス!」と呼び掛けた相手は親しい関係にあるのでしょう。

ドライブの帰りに寄った私ん家 車のエンジンを切って見つめ合い 不意に顔が近づいて

ドライブデートが終わって「私」の家まできたのでした。そこでキスを迫られたことになります。

この歌詞で、親しい関係とはどんな関係なのかということがわかりました。恋人の関係にある「私」と「あなた」ということになります。

恋人であれば、問題なさそうですが「私」はキスを拒否してしまいました。なぜ拒否をしたのでしょうか。

私は冗談でかわす ほらパパが二階から みてるかもしれないよ

「私」は「あなた」が嫌いで彼を拒否したわけではありませんでした。「私」の身内が見ているかもしれないと思ったのです。

ですが、「私」はおもいがけない行動を取りました。

降りるときあなたが寂しそうな目で そのとたん なぜかキュンとしちゃって 私がキスをしてあげた 驚いた表情で この先はお預けね

調教する側としては「私」はハンドラー失格といったところになります。

ですが、「ハウス!」と言って一旦拒否しておきながら、「あなた」を受け入れるのは彼を手玉に取っているとも言えました。

終わりに


「ハウス!」に、キュンという歌詞が登場しました。日向坂46のデビューシングル「キュン」を想起します。

「キュン」の主人公「僕」は、「君」が電車に迷い込んだモンシロチョウをそっと逃がしたことで、彼女にキュンとしたのでした。だから、目と目 合うと胸が締め付けられる、のです。

こういった「キュン」の世界観が、「ハウス!」の、あなたが寂しそうな目で そのとたん なぜか キュンとしちゃって、という表現に通ずると思いました。 終わり