乃木坂46「孤独な青空」歌詞の意味を考察。孤独な理由とは何か | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46「孤独な青空」歌詞の意味を考察。孤独な理由とは何か

amazon はこちら
乃木坂46「孤独な青空」は、3rdアルバム「生まれてから初めて見た夢」(2017)の収録曲です。

また、2016年の秋に発売された16枚目のシングル「サヨナラの意味」のカップリング曲でした。

歌詞は秋元康さん。センターは、橋本奈々未さんです。



登場人物の気持ちを、把握するのに役立つのが情景でした。

情景は、登場人物の心情を想起させる役割があるからです。

タイトルの「孤独な青空」から、主人公の脳裏に青空が焼き付いていると想像できました。

孤独とありますから、それとは対照的に澄み渡った青空だったのでしょう。

なぜ、主人公は孤立感を抱いたのでしょうか。


青空

歌詞考察・・・「僕」が孤立感を感じている理由


友達はいるけれども、親友がいないことに気づく

タイトルには、孤独とストレートな表現がありました。

孤立感に苛まれている主人公が、青空を仰いだことが想像できます。

主人公が孤立感を抱いてしまった状況が気になりました。

冒頭の歌詞が、次の表現になっています。

仲のいい友達を 指を追って そっと数えてみた 親友と呼べるものを 自信持って言えないのは なぜだろう

「僕」は、友達を数えています。ですが、その中に親友がいないことに「僕」は心を痛めているようでした。

なぜ、親友がいないことに気づいた「僕」が、心を痛めたことがわかるのでしょうか。

それは、次の歌詞があったからです。

吹き抜けてく風さえも 避けるようだ・・・澄み渡る青空が 責めるようだ

情景描写は、登場人物の心理を反映しています。

だから、風に避けられて、青空にも責められるような存在だと「僕」は自虐的になっているのでした。

これは、「僕」が、親友のいない人間を否定的に捉えていることになります。

そして、親友と言える人がいない理由を考えだします。

「僕」は、親友がいない理由に、思い当たる点があるようでした。

生き方がぶつからないように 距離を置いてしまっている

生き方がぶつかる状況というのは、喧嘩だと思います。

「僕」は喧嘩しないように、本音を言っていないのでした。だから、親友がいないのだと考えたのでしょう。

そして、親友がいないことに疑問を抱いているということは、自分の至らない点を改善しようとしていることが想像できます。

「僕」は、親友がいないのは、本音を晒していないからだと気づきました。

そして、本音を晒さない理由も考えています。

同じ時代を生きてる 空気に流されてるのか

この歌詞で、「僕」の性格がわかります。

「僕」は、他人と違う行動を取ることで、和を乱すことを嫌っているのではないでしょうか。

あるいは、ノーと言えない人間かもしれません。

そして、周りの顔色を伺い過ぎて、親友を作ることができない自分を「僕」は情けないと思っているのでした。

だから、仰いだ空が、青空で澄み渡っていても孤立感に悩まされてしまうのです。

終わりに

青空つながりということで、乃木坂46の「何度目の青空か?」を思い浮かべました。

「何度目の青空か?」の主人公も、心が曇っています。

青空に関心を払わなければ、青空は存在していないことと同じことなのでした。

「何度目の青空か?」の主人公は、青空を見上げる余裕がないほどに、生活に追われていると想像できます。

だから、青春を見逃すな、という歌詞が散りばめられているのでした。

「孤独な青空」の主人公も、親友がいない自分に疑問を抱いています。

親友がいないことで、孤立感を感じているから、青空に寂寥感を感じ取っているのでした。

「孤独な青空」と「何度目の青空か?」の共通点は、主人公に心の余裕がないことだと解釈できます。 終わり