日向坂46ユニット曲「Cage」歌詞の意味を考察。存在しない想像のcage とは何か | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

日向坂46ユニット曲「Cage」歌詞の意味を考察。存在しない想像のcage とは何か

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 日向坂46ユニット曲「Cage」は、セカンドシングル「ドレミソラシド」Type-Bのカップリング曲になります。

歌詞は秋元康さん。

歌唱メンバーは、東村芽依・金村美玖・河田陽菜・丹生明里の4人でした。




自分が好きな言葉に「Hope springs eternal 」があります。希望の泉は枯れずという意味でした。

なぜ希望の泉が枯れないかというと、幾度の失敗があっても希望を捨てることがないのが人間だからです。

この「Hope springs eternal(希望の泉は枯れず)」には、失敗して落ち込んでいる人に対する慈しみがあるから、好きなのでした。

日向坂46ユニット曲「Cage」にも、失敗して自分を卑下する人を慈しみで満たしているような感覚を覚えます。


歌詞考察・・・存在しない想像のcage とは何か


被害妄想で自分の殻に閉じこもる様を表している

cage は鳥かごという意味でした。ミュージックビデオでも登場しています。

そして、歌詞には、存在しない想像のcage 、という表現があります。

これはどういった意味があるのでしょうか。

僕が作り上げた ただの思い込みを信じていただけなのかな ここを出られないなんて被害者意識だった 見えない籠に閉じ込められているほうが 都合が良かったんだ

被害者意識という表現から、挫折したことで現実に打ちひしがれている「僕」を想像しました。

カゴに囚われた女性

 そして、ここを出られない、のここが、存在しない想像のcage と言えます。

就職に失敗するとか、失業するなどして自室に引き籠る人間も、存在しない想像のcage に縛られて身動きが取れていないことになります。

次の歌詞も、「僕」が挫折した経験によって身動きが取れない心境を表していると思いました。

人は皆 そこから動かないけど 誰も何も束縛していないんだ 傷つく可能性 不安だけで諦めている

失業したからといって、次の仕事が決まらないというわけではありません。なのに、もう俺は駄目だと言って勝手に傷ついて、勝手に不安がっているのです。

本当は、人には可能性が無限に広がっているはずです。

なのに、勝手な思い込みで自分の可能性を狭めてしまうのは勿体ないというのが、日向坂46ユニット曲「Cage」の伝えたいメッセージだと解釈しました。

だから、失業して社会から必要とされないという思いが、「cage」の歌詞では、僕が作り上げた ただの思い込み、と表現されているように感じました。

では、存在しない想像のcage に閉じこもった「僕」はどうなったでしょうか。歌詞では、被害者意識だった、と過去形になっていました。

だから、存在しない想像のcage を飛び出したと考えることができます。

次の歌詞からも、存在しない想像のcage から解放されたことが分かりました。

強い風が遠くから吹くように 自分を試したくて 壊された cage

cage が壊れています。「僕」は自分の力で、存在しない想像のcage を壊すことに成功したのでした。

終わりに・・・MVで羽根が舞う理由

歌詞では、壊された cage という表現で「僕」が被害妄想を抱くことを辞めたことがわかります。

そして、ミュージックビデオにおいても、東村芽依さんたちは巨大な鳥かごに囚われています。

ですが、彼女たちは解放されています。なぜそれがわかるかと言えば、4羽の鳥が羽ばたいていってミュージックビデオが終わるからでした。

羽根が舞っているのは、彼女たちが鳥かごから解放されて羽ばたいた証拠なのです。 終わり