乃木坂46 アンダー曲「狼に口笛を」歌詞考察。タイトルの真意を測る | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46 アンダー曲「狼に口笛を」歌詞考察。タイトルの真意を測る

歌詞の意味を考察・・・タイトルの真意とは何か


主人公は、口笛で、気持ちを奮い立たせたがっている


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口笛は、仕事中に吹けば怒られます。

ですが、プライベートであれば、口笛を吹く人の陽気な雰囲気につられて、聞いているこちらも明るくなります。

だから、暗い顔をしている人がいれば、口笛を吹かせたいと思うのも理解できました。

そういったことを踏まえて、タイトルの「狼に口笛を」の世界観を想像します。

狼が寂しそうだから口笛を吹かせてやりたいと、主人公が願っているようなイメージを持ちました。

最初は、肉食動物の狼ではなくて、誰ともつるまない一匹狼が登場すると思いました。

ですが、歌詞を見ると、実際の狼になっています。ただ、狼が寂しそうだという予想は合っていました。

遠吠えが聞こえて来る 狼に口笛を 愛のメロディー 誰かに牙を剥いて噛みつくより 狼に口笛を やさしい歌を微笑むだけで 世界は変わる

狼には、牙を剥いて近寄りがたい印象があります。平和的な印象は全くありませんでした。

だからといって、普通は、狼に平和的な要素を求めません。

満月

しかし、歌詞は、微笑むだけで世界は変わる、と表現されています。主人公の願望だと思いました。

彼は、優しさを求めています。

主人公の心情が、狼の遠吠えに反映されているのでした。遠吠えをしたくなるほどに、優しさに飢えていることになります。

なぜ、主人公は、優しさに飢えているのでしょうか。

生きるとは? 奪い合うことじゃない 誰かを傷つけなくても 自分は自分の夢を見る 闘う遺伝子 やがて無駄なもの

この歌詞で、主人公は、競争に意味を見いだせなくて苦しんでいることがわかります。

主人公が学生であれば、受験でライバルを蹴落とすことに虚しさを感じているように思いました。

また、就活生であれば、限られた正社員の椅子取りゲームに疲れているのかもしれません。

そんな鬱屈とした精神状態にある時に、ふと満月を見上げたのでしょう。

そして、主人公は、狼の遠吠えを耳にしたのです。

狼の遠吠えが、主人公の心情を反映しているなら、彼は人生に絶望したままの可哀そうな人間と言えました。

しかし、歌詞の終わりを見ると、主人公は人生に絶望していないことがわかります。

狼よ恋をしろ! 笑顔見せろ! 過去を忘れて 今を生きるんだ

主人公が、希望を捨てていないことがわかる表現だと思いました。 終わり


■狼に口笛を
乃木坂46 アンダー曲「狼に口笛を」は、2012年春に発売されたセカンドシングル「おいでシャンプー」の収録曲になります。

歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、センターの伊藤万理華さんを含めた17人のアンダーメンバーでした。