【歌詞考察】乃木坂46 伊藤万理華『はじまりか、』。歌詞が胸を打つ理由 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46 伊藤万理華『はじまりか、』。歌詞が胸を打つ理由

歌詞の意味を考察・・・歌詞が胸を打つ理由


自身のファンに綴った伊藤さんの感謝が、歌詞になっている

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伊藤万理華さんは、2017年の12月に、乃木坂46を卒業されていました。

のら猫ひろしが、坂道グループのにわかファンになったのは、2018年です。

その頃には、すでに、彼女は乃木坂46にいませんでした。

それなのに、彼女の最後の個人PV『はじまりか、』は、胸に迫ってきます。

感動を覚えた理由は、伊藤さんが書いた次の歌詞でした。

選抜発表で名前は呼ばれなかった どうしたらいい? 何が足りない
でも「味、味」ってあなたが言ってくれたから
会いに来て手を繋いでくれてありがとう

会いに来て手を繋いでくれて、という表現は、握手会のことでしょう。

だから、「あなた」は、伊藤さんのファンであることが分かります。

観客で埋め尽くされたコンサート会場

ファンは、選抜から漏れて自信をなくした彼女に会いに行ったのでした。

「味」は、伊藤さんしか出せない柔らかい雰囲気やおかしみと解釈できます。

どうしてそんなに優しく笑ってくれるの?、という表現からも、伊藤さんがファンに救われたことを意味しています。

だから、真ん中にはなれなかったけど ここが私らしい、という歌詞で胸が熱くなるのでした。

自分の「味」に気づかせてくれたファンに対する伊藤万理華さんの感謝が、『はじまりか、』のテーマでした。

終わりに

欅坂46は、9枚目のシングルから選抜制になっています。

選抜から漏れた人の中にも、伊藤万理華さんのように自身の能力に疑いを持ってしまうメンバーもいることでしょう。

ですが、コメントくれた声援くれたまりっかタオル、という歌詞があるように、伊藤さんはファンのおかげで、選抜に漏れた自分の存在意義を見出しています。

周りの人間がキラキラ光って見えて、自分の存在価値を疑っている人は、伊藤さんだけではありません。

自分の「味」とは何かを考えることは、大切なことでした。

自分らしさを考えることで、自分の立ち位置に自信を持つことができることを、『はじまりか、』は教えています。 終わり


■はじまりか、■
乃木坂46 伊藤万理華『はじまりか、』は、アンダーアルバム「僕だけの君」(2018)に収録されています。

厳密に言えば、曲ではなく「僕だけの君」の特典映像でした。

そのMVは、乃木坂46の公式動画サイトでも公開されています。

伊藤万理華さん本人が書いた歌詞に沿うように、彼女がコミカルに踊って自分語りをしている映像になっていました。

本人が語っていて、ラストだと思うと余計に感情移入してしまいます。