【歌詞考察】乃木坂46『もうすぐ~ザンビ伝説~』。ザンビ(残美)とは何か | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46『もうすぐ~ザンビ伝説~』。ザンビ(残美)とは何か

歌詞の意味を考察・・・ザンビ(残美)とは何か


死してなお煌めく、意中の人への恋愛感情

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『もうすぐ~ザンビ伝説~』は、齋藤飛鳥さんが主演を務めた日本テレビのパニックドラマ「ZAMBI ザンビ」の主題歌でした。

なので、『もうすぐ~ザンビ伝説~』の主人公は、ザンビ村に迷い込んだのではないかと想像しています。

そして、「ゾンビ化したザンビ(残美)」に追われた時の心境が、表現されていると考えました。

ですが、歌詞を追うと、主人公は、生け贄にされたザンビ(残美)のほうです。

生きたまま埋められた主人公の怨念が、歌詞になっているのでしょうか。

タイトルのもうすぐ、に続く言葉には、復讐しに行くといったネガティブな印象しか持てません。

ただし、歌詞には、恨んでなんかないよ 仕方ないこと、とあります。

生け贄として埋められザンビ(残美)と化した「私」は、誰も恨んでいませんでした。

では、ザンビ(残美)となった「私」は、もうすぐどうしたいのかという疑問が生じます。

なぜなら、生き埋めにされても、恨まない理由が思い当たらないからでした。

ただ、地上に出たいという願望は持っていることは、分かります。

霧がかった森

地中から這い出て「私」がしたい願望は、次の歌詞で分かりました。

あなたに会いたいの 愛は生き続けてるよ 今でもこうして

こうして、という状態は、ザンビ(残美)となって蘇った状況のことでしょう。

恋心を抱いている「あなた」に会いたがっています。

生け贄で埋没した「私」は、苦しかったはずなのに、誰も恨んでいません。

ここで、ザンビが、残美と表現される理由が分かりました。

生き埋めにされても、「あなた」が愛しいという感情が芽生えています。

その愛しさが、死してなおキラッと輝く様子が、ザンビ(残美)であると解釈しました。

終わりに

主人公は、地中に埋められても、愛する人への恋心を失いませんでした。

ゾンビ化した残美の外見だけを見て、怖がるのは間違っていることになります。

意思がなく言葉も発さずに徘徊するだけの人面蛇体に、感情移入させたくて、ザンビ(残美)という呼び名になっていると解釈しました。

『もうすぐ~ザンビ伝説~』には、死してもなお、愛する人への未練を残す主人公の勇ましさが感じられます。 終わり


■もうすぐ~ザンビ伝説~■
乃木坂46『もうすぐ~ザンビ伝説~』は、4thアルバム「今が思い出になるまで」(2019)の収録曲でした。

歌詞は秋元康さんです。 

そして、日本テレビで、2019年の1月から3月まで放送された「ZAMBI ザンビ」の主題歌でした。