【歌詞考察】日向坂46「JOYFUL LOVE」。君が笑顔で嬉しい | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】日向坂46「JOYFUL LOVE」。君が笑顔で嬉しい

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日向坂46「JOYFUL LOVE」は、メチャカリ(MECHAKARI)のコマーシャルソングです。作詞は秋元康さん。

メチャカリは、月額5800円で服をレンタルできるサービスですね。しかも、返却期限もなくクリーニング不要で返却可能となっていました。

このメチャカリの有料会員限定で「JOYFUL LOVE」の曲が配布されていたようです。

けやき坂46から、日向坂46に改名になったことですし、この際に、デビューシングルのカップリング曲として発売してくれたら嬉しいですが、とりあえず歌詞だけでも考察をしようと思います。

歌詞の意味を考察


切ない友人関係

JOYFULは、喜ばしいとか楽しげという意味ですから、「JOYFUL LOVE」は、恋の歌ですね。

しかし、歌詞には、これは恋なのかとありました。「僕」の片思いであることがわかります。

さらに歌詞を追うと君が微笑むだけで何だって許せてしまうんだまるで木漏れ日のように温かい気持ちになれる、とありました。

片思いで一番楽しい時です。告白をして成功すればなお良いでしょうが、そこまでは関係が進んではいません。

ただ、「君」の微笑みで、温かい気持ちでいられるなら、ここで告白をするかしないかの究極の選択をする段階でもあります。

友人としての「君」の微笑みを取るか、恋人である「君」の微笑みを取るか、ということでしょう。

ただ、これは恋なのか?という歌詞があります。また、つめた瞬間ふいに言葉は邪魔になる、とか、理由なんか言わなくてもすべてをわかってくれる、という歌詞もありました。

理由なんか言わなくてもすべてをわかってくれる、というのは、「君」は友人として「僕」を見守ってくれているという意味に取れます。

「君」の性格が優しいことがわかりました。であるなら告白しても、問題ないように思います。

乃木坂46の「サヨナラの意味」との共通点。⇒ 諦観

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日向坂46「JOYFUL LOVE」は片思いの曲でした。どういうわけか、失恋の曲である乃木坂46の「サヨナラの意味」に似ているなあと考えてしまいます。

例えば、「サヨナラの意味」の歌詞に、躊躇してた間に陽は沈む、君が好きだけどちゃんと言わなくちゃいけない、とあります。

ここで、「僕」が、「君」との別れを決心していることがわかりました。

ただ、別れを切り出そうとしているものの躊躇しています。その曲がなぜ、片思い中の「JOYFUL LOVE」の「僕」に通ずるのでしょうか。

それは、「サヨナラの意味」の歌詞に、思い出は今いる場所に置いていこうよ、とあるからです。

この思い出を置いていく、というところに諦観の境地が見られるのでした。あえて執着しないという悟りに似ています。

そして、その諦観の境地が感じられる歌詞も「JOYFUL LOVE」にありました。何にもしなくても穏やかになれることだろう、という歌詞です。

終わりに

「サヨナラの意味」も「JOYFUL LOVE」も恋が成就しなくても構わないという諦観の境地にありました。  終わり

Amazon Music で『JOYFUL LOVE』を聴く


追記2019.3.2


何気なく、日向坂46の公式サイトを眺めていたところ、3.27 に発売されるデビューシングルのタイトルが「キュン」に決まっていました。同時に、カップリング曲も明らかになっています。

TYPE-A,B,C と通常版、つまり全タイプに「JOYFUL LOVE」が収録されるようですが MV は TYPE-A だけとなっていました。

また、気になるのが TYPE-B に収録される「Footsteps」の歌唱メンバーが、専属モデルであることです。

「CanCam」加藤史帆さん、「Ray」佐々木久美さん、「non-no」佐々木美玲さん、「JJ」高本彩花さん、「seventeen」小坂菜緒さんとなっていました。

カップリング曲のタイトルが、歩み、歩幅ですから、モデルのそれをイメージしているのでしょうか。

「JOYFUL LOVE」の MV は、TYPE-A のみで「Footsteps」のMVがあるのは TYPE-B だけです。どうしようかな。   追記終わり