欅坂46「Student Dance」MV考察。テーマを考える | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

欅坂46「Student Dance」MV考察。テーマを考える

ミュージックビデオ(MV)考察


ぐるぐると回る円形ステージは大人の手のひら → 洗脳

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「Student Dance」のMVでは、衣装が映画「時計じかけのオレンジ」(1971)のモチーフとなっているようです。

この映画と、タイトルの「Student Dance」で披露されている踊りに、どんな関係があるのでしょうか。

それは、洗脳とか拘束されていることで、自分の意思がないことが、「Student Dance」のMVと、映画「時計じかけのオレンジ」の共通点だと思います。

「Student Dance」のMVでは、円形のステージにメンバーが集まっていて、それがぐるぐる回っていました。

このアングルも深読みすれば、学生は全方位から見られていると解釈できます。

大人の手のひらでぐるぐる踊らされているに違いありません。こういったことを踏まえて歌詞を読んでみます。

人生なんてCome Loose という歌詞はどういった意味でしょうか。

Come Loose は緩む、ほどけるという意味ですから、人生なんてちょろいぜ!ということでしょう。窓ガラスを割っているわけでもありませんから、まだ可愛いです。

パソコンの電源ボタンを押す指


踊っているようで実は大人に踊らされている

勝手気ままに、とか人生なんてCome Looseと言ってしまう学生は、実は手のひらで踊らされているだけだぞということです。

だから、円形のステージ上で、欅坂46のメンバーが躍っているのでしょう。

そして、数字が1番から12番と割り当てられていることから管理されているという印象を持ちます。

特に、称呼(しょうこ)番号を付けられているような印象を持って、人権はあるのかいと心配になってしまいました。

いわゆる労役でお世話になると、称呼番号で、持ち物の管理とかされてしまうようなイメージです。

もちろん「Student Dance」の世界観はそういったことではないですが、このMVでの欅坂46のメンバー達は、数字で管理されている印象を受けました。

すると、円形ステージで踊らされている彼女らは洗脳されているのではないかと解釈できます。

さらに「時計仕掛けのオレンジ」の主人公である不良少年を矯正させようと試みることも洗脳と言えますから、そういった共通点を探す面白さが、「Student Dance」にありました。だから、衣装も被せたわけですね。

終わりに

「Student Dance」のMVは、学生と洗脳を組み合わせるという演出でした。洗脳教育の弊害を伝えていると思います。

成績優秀でも、意に反した長時間労働を強制させる企業に就職してしまう学生を想像してしまいました。

くるくると回る円形テーブルが、大人の手のひらを思わせます。洗脳の諸悪の根源が、大人だと表現されているように感じました。

大人に反抗して、人生なんてCome Loose と言っていても、それは、円形ステージの上で踊らされているだけなのです。  終わり


■Student Dance■
「Student Dance」は欅坂46の7枚目のシングル「アンビバレント」に収録されています。

作詞は秋元康さん。