 |
| amazon musicで 新しい世界 |
乃木坂46アンダー曲「新しい世界」は、乃木坂46の４枚目になるアルバム「今が思い出になるまで」(2019)に収録されています。作詞は秋元康さん。そして、2018年の春に発売された20枚目のシングル「シンクロニシティ」のカップリング曲でもありました。
乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELで「新しい世界」のミュージックビデオをショートVer. で観ました。地球とは違う誰もいない星という舞台設定で、アンダーセンターは鈴木絢音さんです。
歌詞考察
「新しい世界」が収録されている「シンクロニシティ」を持って生駒里奈さんが卒業しています。そう考えると、「新しい世界」は生駒里奈さんが乃木坂46の看板を降ろした後の世界を意味しているのかと考えてしまいました。
つまり、歌詞における、「僕」に生駒里奈さんを重ねるのです。そして「君」を乃木坂46に、「彼」を「新しい世界」に置き換えるのでした。
それを踏まえて、歌詞を追っていきます。
僕が隠していたこと昨日の夜は君が言うように確かに部屋にいなかったんだ、この胸の中で目覚めた世界はいつからか何となく気づいてた本当の自分を僕は認める君よりも彼を愛していること・・・
この歌詞を生駒さんの卒業に絡めれば、生駒さんが隠していたこと昨日の夜は乃木坂46が言うように確かに部屋にいなかったんだ、この胸の中で目覚めた世界はいつからか何となく気づいてた本当の自分を生駒さんは認める乃木坂46よりも新しい世界を愛していること、になります。
生駒さんがいないレッスン場を乃木坂46のメンバーが訝しがるような画が思い浮かびます。そして、このような形で歌詞を追えば、カーテンを開けて広がる世界は繰り返し何回も見てた夢君にはこれ以上嘘はつけない世界一僕が愛している人だ、もまるで生駒さんが夢見てた舞台の光景になります。つまり女優として上がった壇上の舞台幕が開いたような光景を想像することができました。
終わりに
もちろん、「新しい世界」における「僕」に生駒里奈さんを重ねないといけないというわけではありません。「新しい世界」のアンダーセンターは2期生の鈴木絢音さんですから、鈴木さんが開けたカーテンの向こうに広がる世界は、選抜メンバーとしての光景になります。実際に、鈴木さんは「新しい世界」が収録されている表題曲「シンクロニシティ」の次のシングル「ジコチューで行こう！」で選抜に選ばれています。鈴木さんの新しい世界は「ジコチューで行こう！」だったと言えるでしょう。 終わり