乃木坂46「走れ! Bicycle」歌詞考察。鈍感な主人公がもどかしい | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46「走れ! Bicycle」歌詞考察。鈍感な主人公がもどかしい

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透明な色
乃木坂46「走れ! Bicycle」はファーストアルバム「透明な色」の収録曲です。作詞は秋元康さん。

また、2012年夏に発売された3枚目のシングルでもありました。

ショートバージョンではありますがミュージックビデオも乃木坂46の公式動画サイトで見ることができます。あえて自転車を走らせないMVというところが面白いですね。センターは生駒里奈さんでした。

監督が気になります。中島哲也さんが映像監督でした。この方が映画監督だった2010年公開の「告白」を見たことがあります。「告白」は教師が、娘を死に追いやった生徒を探す物語で「走れ! Bicycle」とは真逆の世界観でしたから驚きました。

歌詞考察・・・Bicycle を走らせる理由


「君」の好意に気づくのが遅れた

タイトルの意味を考えて、主人公が遅刻している状況が思い浮かびました。その想像はあながち間違っていません。主人公の「僕」は鈍感なので「君」から寄せられた好意に気づくのが遅れました。そして急がないと手遅れになるという焦りから、「僕」は自転車を走らせたのです。「僕」はなぜ「君」の好意に気づいたのでしょうか。

友情と恋愛はどう違う? いつになく君が熱く語ってた後からみんなに言われたんだどうしておまえが気づいてあげないのかごめんね僕がよそ見してて・・・

この歌詞からわかるように、「君」から友情と恋愛の違いを聞かれた「僕」はピンとこなかったのでした。そして、周りから指摘されたことで「友情と恋愛はどう違う?」の台詞が遠回しの告白と気づいたのです。

「走れ! Bicycle」は遠回りに告白されたことに気づいて焦った「僕」が「君」に追いつくために自転車を走らせたのでした。同時に、遠回りに告白されたことで急いで自転車を走らせたわけですから当然、「僕」も「君」に好意を抱いていることになります。それがわかるのは次の歌詞があったからでした。

出遅れた愛おしさは君に追いつけるかな・・・先を歩く運命を振り返らせてみたい僕も君が好きなんだ両想い

「僕」は君に追いつけるかとは書かないところが良いです。「君」の「友情と恋愛はどう違う?」の台詞が遠回しの告白だと気づいたことで生まれたのが愛おしさという感情でした。そして、その愛おしさは出遅れてしまったのです。そして先を歩く君ではなく、先を歩く運命と書いてありました。これもまた好きな表現です。

終わりに


3枚目のシングル「走れ! Bicycle」が発売された頃の乃木坂46は、まだ1期生だけでした。のら猫ひろしは、にわか坂道グループファンなので2期生が加入した時期が気になります。2期生が加入したのは2013年でした。そして2期生の初めてのパフォーマンスは2013年夏に発売された6枚目のシングル「ガールズルール」のようです。 終わり