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乃木坂46の「Against」は、2018年春に発売された20枚目のシングル「シンクロニシティ」の収録曲でした。作詞は秋元康さん。また４枚目のアルバム「今が思い出になるまで」(2019)にも収録されています。
歌唱メンバーは1期生のみで、センターは生駒さんでした。彼女の両隣で生田絵梨花さんと星野みなみさんがフロントメンバーを務めています。
のら猫ひろしは、にわかファンなので３人のフロントメンバーが「生生星」と呼ばれているのを初めて知りました。当然読み方もわかりませんから、せいせいほしと読んでしまいます。星野みなみさんは、いくいくぼしを一笑に付して、せいせいせいは変だと言いました。彼女が言うには、「いくいこほし」とのことです。
歌詞考察
「Against」の意味は、反対とか逆らう、対立となっています。なので、主人公は何かに対抗しているのではないかと思いました。欅坂46は「ガラスを割れ！」で日和見主義の犬でいいのか、自由になれと歌いました。では「Against」もそういう世界観かなと考えたわけです。「Against」の歌詞を追うと、どうやら欅坂46のような大人とか体制に対抗しているわけではなさそうです。主人公が「Against」しているのは、夢に向かって進んでいくことでぶつかる障害でした。
例えば、歯を食いしばった日々いくつの涙流せばあの夢まで行けるだろう？という歌詞があります。具体的な夢は歌詞にありませんが、何となく乃木坂46の夢というと、アンダーメンバーが選抜に選ばれることが思い浮かびました。なので、歯を食いしばったという表現からは選抜に漏れてしまったアンダーメンバーの悔しさが感じられました。
そして、いつのまにか辿り着いた目指していた山の頂思い出を振り向くよりも新たな山を登りたい、という歌詞からはアンダーメンバーが選抜に選ばれた状況が思い浮かびます。つまり、山の頂が選抜を表していて、新たな山というのは、乃木坂46の看板を降ろした後の夢と考えました。