乃木坂46アンダー曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」歌詞考察。別れの理由 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46アンダー曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」歌詞考察。別れの理由

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乃木坂46アンダー曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」は、セカンドアルバム「それぞれの椅子」(2016)に収録されています。作詞は秋元康さん。

そして、2015年春に発売された11枚目のシングル「命は美しい」にも収録されています。

歌唱メンバーは、センターの中元日芽香さんを含めた14人のアンダーチームでした。

歌詞考察・・・「僕」は「君」に何をしでかしたのか


「君」を幸せにできなかった

「君は僕と会わない方がよかったのかな」は、世界観が想像しやすいタイトルです。会わなければよかったと思う時は、喧嘩などして険悪な雰囲気に陥った時と言えました。

乃木坂46の歌は恋愛にまつわるものが多いです。なので、「僕」と「君」はかつて付き合っていたと想像しました。

君は僕と会わない方がよかったのかななんて思う・・・しあわせにできなかったふがいなさに今日の僕はへこんでいる

予想どおり「僕」が「君」と会わない方がよかったと考えた理由が歌詞に表現されています。「君」をしあわせにすることができなかったから、会わない方がよかったと考えたのでしょう。

では、「僕」の何が至らなくて「君」を幸せにすることができなかったのでしょう。「僕」は「君」以外に恋人でもいたのでしょうか。

少しずつ距離ができてた抱きしめようとして素直になれずにそう悲しませてごめんね

距離ができてたという状況は、学業や仕事に忙殺されて会う時間を確保できなかったと想像します。やっと会えても「僕」は「君」にそっけない態度を取ってしまったのでしょう。歌詞には別れのシーンが描かれています。

電話でサヨナラを言いたくなかったでも直接は言えない

「僕」は電話で別れを告げたのです。彼はストレートに別れを告げる勇気がない男でした。となると、夕暮れの街人混みに紛れ背中丸めて歩いた、という歌詞は「僕」が携帯電話で「君」にサヨナラを告げた直後のシーンに思えて切ない情景と言えます。

終わりに

【合わせて読みたい】 ⇒ 日向坂46「半分の記憶」歌詞考察。半分の記憶とはどういう意味?

「君は僕と会わない方がよかったのかな」では夕暮れの街を背中丸めた「僕」が歩いています。

失恋した主人公が夕暮れの街を歩くシーンは、日向坂46「半分の記憶」に似ていると思いました。

「半分の記憶」の「僕」も、黄昏の街に紛れてしまった「君」を追いかけていきます。そして、さよならか僕のせいだ、となるのです。さよならの原因は、小さな誤解から2人戻れなくなった、と表現されていました。

「半分の記憶」の小さな誤解から2人戻れなくなった、という歌詞と「君は僕と会わない方がよかったのかな」の少しずつ距離ができてた、という歌詞は、別れの原因を意味しています。

こういったことも乃木坂46「君は僕と会わない方がよかったのかな」と日向坂46「半分の記憶」の共通点だと思いました。 終わり