乃木坂46アンダー曲「不等号」歌詞考察。何の大小関係か? | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46アンダー曲「不等号」歌詞考察。何の大小関係か?

乃木坂46アンダー曲「不等号」は、セカンドアルバム「それぞれの椅子」(2016)の収録曲でした。

そして、2016年春に発売された14枚目のシングル「ハルジオンが咲く頃」のカップリング曲でもあります。

歌唱メンバーは、センターの中元日芽香さんを含めた、19人のアンダーチームでした。

>>> Amazon Music で『不等号』を聴いてあげても良い




歌詞考察・・・どのような大小関係か?


「私」の未練や愛情、想い出 >「あなた」のそれら

不等号は、大小関係を表した記号でした。そして、乃木坂46アンダー曲「不等号」における大小関係を考えます。

初めは、恋愛中の力関係を表していると思いました。例えば、彼女の威厳が彼を凌駕しているなどです。

そういったことで、コメディチックな世界観かなと想像したのですが違いました。切ない世界観です。

だって私の方があなたを好きだからしあわせだった 付き合えただけでも 何をどうしていれば そばにいられたかな 恋はいつでも男と女不等号

この歌詞で、かつて「私」と「あなた」が付き合っていたことがわかります。なぜ、別れることになったのでしょうか。

炭酸水の泡だって少しずつボトルの底からそっと気が抜けるように 人の心の愛しさも知らぬ間にどこか逃げてしまうものなのね

「私」への愛情が炭酸のように抜けてしまったということになります。「私」は振られてしまったのでしょう。

ここで、タイトルの「不等号」の意味が理解できました。私の方があなたを好き、という表現は「愛情の不等号」を意識できます。

また、何をどうしていれば そばにいられたかな、という表現は、「あなた」への未練 大なり「私」への未練という式になっているのでしょう。

ただ、「私」の方が大きいのは、愛情や未練だけではありませんでした。

独り占めしたくて二人サヨナラしても ゼロには戻れない 半分分けた思い出だって不等号

この歌詞でも、「私」は、「あなた」と分けた半分の想い出は「あなた」より多いと考えているのでした。

こうなると、「あなた」への愛情や未練、思い出が大きい「私」は自分を不幸だと思っているのか気になってしまいました。

ですが、歌詞は、私の方があなたを好きだからしあわせだった、と表現されていました。

なので、「私」は未練がありつつも惨めな気分ではないことになります。

Amazon Music で『不等号』を聴く


終わりに


「不等号」の、ゼロには戻れない 半分分けた想い出、という歌詞から、日向坂46「半分の記憶」が想起されました。

【合わせて読みたい】 ⇒ 日向坂46「半分の記憶」歌詞考察。半分の記憶とはどういう意味?

「半分の記憶」は、「君」と別れても「僕」は忘れない、けれども「君」は「僕」を忘れてしまうのかという切ない世界観です。

こちらも、ある意味「君」への未練が大きいという意味で「不等号」に通じる世界観だと思いました。 終わり