【歌詞考察】乃木坂46アンダー曲「初恋の人を今でも」。主人公の性格を推し量る | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46アンダー曲「初恋の人を今でも」。主人公の性格を推し量る

歌詞の意味を考察・・・主人公の性格を考える


初恋の人を探すのは、諦め切れていない証拠

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タイトルに続く言葉が想像しやすいです。主人公が初恋の人に未練を残していることを推し量ることができました。

「初恋の人を今でも」想っている、といった調子です。

ですが、歌詞を見ると、微妙にニュアンスが違うように感じました。

初恋の人を今でも ずっと探している

確かに、想うは、対象を脳内で思い浮かべています。

探すにしても、相手を脳内再生できないことには、発見できません。

相手の具体的な容姿を、忘れていないという点で、「初恋の人を今でも」想っているも、「初恋の人を今でも」探しているも、違いはないでしょう。

ですが、「僕」は、「初恋の人」を見つけて、どうしたいのでしょうか。想うだけなら、脳内映像で満足していると思います。

目的は次の歌詞で分かりました。

いつか忘れたと思ってたのに 黄昏の眩しさに涙が出る 僕は諦めない

諦めないという表現から、「僕」は「初恋の人」に未練があることになります。

だから、「初恋の人を今でも」想っているというのは未来志向で、「初恋の人を今でも」探しているのは、過去志向と言えました。

小道を歩く女性の後ろ姿

志向は、心の向かうところです。だから、過去にばかり執着している「僕」は、過去志向の人間でした。

過去志向の何が問題かというと、今の悲惨な状況は、あの人のせいだというネガティブな感情を抱くリスクがあるからです。

もし、「僕」が、「初恋の人を今でも」想っているのなら、振られてしまったけれど青春を謳歌できたから良しとするような潔さが感じられました。

でも、「僕」は、「初恋の人を今でも」探しているのです。

三年が過ぎたんだね 君が街を離れた日から、という歌詞から、失恋してから3年間もの間に渡って「初恋の人」に執着していることになりました。

もちろん、その間に、新しい彼女がいた可能性もあります。ですが、1人になって探し出す恋人は、「初恋の人」でした。

未練がましい「僕」ですから、次の恋を見つけるのは難しいと感じます。

終わりに

「初恋の人を今でも」の「僕」は、失恋してからの3年間、ネガティブな気持ちを引きずったままでした。

彼が次の恋をするためには、「初恋の人を今でも」探し出すことを止める必要があります。

せいぜい「初恋の人を今でも」思い出すくらいに留めるべきだと感じました。 終わり


■初恋の人を今でも■
乃木坂46「初恋の人を今でも」は、2013年の秋に発売された7枚目のシングル「バレッタ」の収録曲でした。

歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、センターの星野みなみさんを含めた13人のアンダーメンバーです。