【歌詞考察】乃木坂46 いもうと坂『言霊砲』。タイトルの意味を考える | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46 いもうと坂『言霊砲』。タイトルの意味を考える

歌詞の意味を考察・・・タイトルの意味


恋の告白を決意した「私」の緊張から生じた、いわゆる「苦しい時の神頼み」

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言霊は、言葉に宿っている不思議な力のことでした。

『言霊砲』の世界観を想像した時に思い浮かんだのは、落ち込んでいた主人公が友人の言葉に救われたことです。

なので、初めは『言霊砲』は、友人の励ましの言葉だと思いました。

ですが、次の歌詞があるように、『言霊砲』は主人公がある願いを込めて発した言葉になっています。

1人で空を見上げ ぶつぶつ言ってる この思い届け 言霊になって

ここで、言霊の不思議な力で成し遂げたい「私」の願望が、気になります。

しつこいくらいがいい 言葉にしよう 願うだけじゃ叶わない 彼が好きってことを

この歌詞で、「私」は、意中の人を振り向かせたい願望を抱いていることが分かりました。

両手を合わせて天に祈る女性

そして、彼女は、片思いの人と付き合いたい望みを胸に秘めたままでは、一方通行で終わることを理解しています。

だから、『言霊砲』を持って、好意を打ち明けることを決意しているのでした。

ですが、神様は誰の味方? 立場はっきりしてよ 私の味方なら見えないように応援して、という歌詞は、「私」が抱いている不安を表していると思います。

『言霊砲』は、告白を決意した「私」の緊張から生じた神頼みと解釈しました。

終わりに

願うだけじゃ叶わない、ということで主人公は、意中の人に告白を決意しています。

でも、彼を大好きなライバル達だって きっと きっかけ探してる、という歌詞から分かるように、主人公が思いを寄せている人は、モテていました。

だから、不安感が生じてしまい、神に縋りつくように仰いで『言霊砲』を発したのです。

主人公の恋慕の情が、『言霊砲』であり、困った時の神頼みと考えることができました。

特に、2人の運命なんてどうにでも書き直せるわ 雑誌の占いページ、という歌詞で、主人公にバーナム効果が働いていると感じます。

バーナム効果は、占いのような誰にでも当てはまる文章を、当たっていると信じ込んでしまうことでした。

本来は、意中の人が振り向いて貰えるかどうかは、誰にもわかりません。

主人公は、占いが恋の行方を示すことができると、錯覚していると思いました。 

それほどに、主人公は恋の結末に不安を感じているのです。 終わり


■言霊砲■
乃木坂46 いもうと坂『言霊砲』は、20thシングル「シンクロニシティ」(2018)に収録されています。

歌詞は秋元康さんでした。歌唱メンバーは、いもうと坂(大園桃子・久保史緒里・山下美月・与田祐希)の4人です。