【歌詞考察】乃木坂46 ユニット曲『ショパンの嘘つき』。主人公が、ショパンは嘘つきだと感じた理由 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46 ユニット曲『ショパンの嘘つき』。主人公が、ショパンは嘘つきだと感じた理由

歌詞の意味を考察・・・「私」が、ショパンは嘘つきだと感じた理由


「私」は、ショパンを弾いても恋煩いの症状を治めることができないことを理解した

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タイトルから、主人公がショパンに期待を裏切られたことは、理解できました。

主人公がショパンに寄せた期待とは何でしょうか。

白と黒の鍵盤には世界のすべてがあるってママからいつも聞かされた

この歌詞から、「私」は、ピアノの英才教育を受けているように感じます。

そして、彼女は親の期待に応えるだけでなく、鍵盤を叩くことで、充実した生活を送っていたのでしょう。

この時点では、「私」は、ショパンに期待を裏切られていません。

彼女が、ショパンは嘘つきだと認識したきっかけは、次の歌詞で分かります。

ある日 窓の外の彼に恋をした・・・指だけ動き回っても奏でるメロディー 昂ぶる感情伝わらない

彼に出会うまでの「私」は、ショパンを弾くことにポジティブな感情を抱いていました。

でも、指だけ動かすことに虚しさを感じていきます。

なぜなら、鍵盤を叩いているだけでは、窓の外にいる彼に振り向いてもらえないからでした。

ピアノの鍵盤

彼が窓から見えるということは、彼も「私」が弾いているショパンの音を耳にしている可能性が高いと思いました。

もし、意中の彼がピアノの趣味を持っていれば、ショパンの曲を会話の糸口とすることができたことでしょう。

そうなれば、ショパンの曲は、恋煩いで生じた様々な感情を治めるのに役立つと思いました。

でも、彼は、素通りしています。ピアノに無縁でショパンの曲を知らないのかもしれません。

そんな状態であれば、ショパンの曲を弾いたところで、ますます彼への気持ちを募らせるだけと言えました。

自分に振り向いてもらえない悲しみが、ショパンを弾く楽しさを削いでしまったのです。

ショパンの曲では、恋煩いを落ち着かせることができないから、「ショパンの嘘つき」と解釈できました。

終わりに

窓の外で見かけた彼に好意を抱いたことで、主人公は、ピアノが世界の全てじゃないことに気づいてしまいました。

恋に落ちるまでは、ピアノを弾いて充実していたのです。

でも、彼を想いながら弾くショパンは、楽しくありません。ここで、主人公は、ショパンの曲では、恋煩いを解決できないと理解したのでしょう。 

ショパンで幸せになれるという期待が裏切られたから、「ショパンの嘘つき」という境地に至ったと解釈しました。 終わり


■ショパンの嘘つき■
乃木坂46 ユニット曲『ショパンの嘘つき』は、22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」(2018)に収録されています。

歌詞は秋元康さんでした。歌唱メンバーは、生田絵梨花・白石麻衣・松村沙友理の3人です。