歌詞の意味を考察・・・ボーダーの意味を考える
国境線に拘っていては争いが止むことはないのだ
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タイトルは、ボーダーラインのボーダーと想像できました。意味は、普通とそうでないの境目などがあります。また、テストなどでも、合格基準はボーダーラインという意味になりました。
ただ、普通とそうでない境目は、精神的な病気の範疇になってしまいます。なので、そのボーダーは、乃木坂楽曲として、そぐわないと考えます。
かといって、試験のボーダーラインも、違和感がありました。
乃木坂46楽曲には、恋の歌が多いので、片思い相手が自分に求めるスペックにまつわる歌を想像します。
ですが、歌詞を見ると、タイトルは国境線の｢ボーダー｣のことでした。
特に、さあ｢イマジン｣を歌い続けろ！、の歌詞からは世界平和を意識していることがわかります。
なぜなら、｢イマジン｣(1971)の歌詞にも、And the world wil live as one とあるからでした。
世界はひとつになる、という意味でしょうか。世界の平和を願ったジョンレノンが、歌ったことで有名な歌です。
そんな、｢イマジン｣を歌い続けろ！というのですから、乃木坂46の｢ボーダー」も人類の平和を歌っていることになりました。
特に、夢は瓦礫(がれき)の下で 今でもまだ呼吸をしている、の歌詞から、シリアの瓦礫の写真が想起されます。
思い起こされた写真は、シリア政府軍による空爆で壊された、建物の瓦礫が写っていました。
その瓦礫の上には、５歳の女の子がいます。彼女は、落ちかかっている七ヶ月の妹のシャツを掴んでいました。
瓦礫は崩れ落ちて、姉は命を落としています。
そういった写真を見ると、歌詞にあるように、未来の希望を君に届けるために歩いて行くもう争いはやめにしようよ・・・地球儀など もう意味はない、という心境に陥りました。
だから国を隔てる｢ボーダー」は、歌詞を借りれば、愚かな いがみ合いのレガシー、と解釈できます。
そして｢ボーダー」の伝えたいメッセージは、シリアの過酷な現状を認識しなければならないという戒めに感じました。
終わりに
｢ボーダー」は、ジョンレノンが歌った｢イマジン｣と同じように、争いがない世界を願う歌でした。なので、タイトルの意味は、国境線の国境になります。 終わり
■ボーダー■
乃木坂46 ユニット曲｢ボーダー」は、11thシングル｢命は美しい｣(2015)のカップリング曲でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、センターの寺田蘭世さんを含めた６人の２期生でした。
歌詞は秋元康さんです。歌唱メンバーは、センターの寺田蘭世さんを含めた６人の２期生でした。