【歌詞考察】乃木坂46『Route 246』。主人公は、国道246号で何を思う? | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

【歌詞考察】乃木坂46『Route 246』。主人公は、国道246号で何を思う?

『Route 246』 というタイトルから、物語の舞台は国道と考えてよいでしょう。

ちなみに、Route 246は、東京から神奈川をまたいで、静岡に向かう国道です。
私、のら猫ひろしの国道に対する印象は、戦場です。移動手段は、カブ50です。制限速度が、60キロのカブ(原付二種)ではありません。

制限速度30キロのカブ(原付一種)です。それに乗って新聞配達をしたり、工場に通勤していたことがあります。

通勤途中の国道で、ダンプにクラクションを5回連続鳴らされた記憶が蘇ります。カブ50の制限速度が30キロなので、ダンプの運転手が感情的になったのでしょう。

また、別のトラックに追い越された時に、右腕の袖が車体に触れたこともあるので、国道が戦場に思えてしまいました。原付一種のカブで、国道は、なるべく走らないようにしています。

ということで、『Route 246』の主人公は、国道246号にどんな思いを馳せているのか気になりました。

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『Route 246』で、主人公は何を思う ⇒ 主人公は、夢を追う「君」を応援

Route246


乃木坂46楽曲は、恋の歌がメインです。失恋した主人公であれば、『Route 246』で車を走らせて、恋人との思い出に浸っていると想像できます。

主人公が都会生まれで、恋人が神奈川や静岡の出身という妄想もしました。『Route 246』を通って、デートを重ねたなどですね。

ユーミンの「中央フリーウェイ」を想起しました。「中央フリーウェイ」の主人公は、女性です。ドライブデートの頻度が少なくなって寂しい、という世界観でした。

『Route 246』の主人公も、国道246号で似たような寂しさを感じているのではないか?と考えます。

歌詞には、次の表現がありました。

Hang in there!歩きながら WOW WOW WOW WOW Hang in there!思い出すよ

歩いてますね。制限速度30キロのカブではないとは思っていましたが、主人公の移動手段は、車ではありませんでした。ドライブデートではなさそうです。

夜を走り抜けてくヘッドライトの残像、という歌詞から、主人公が交通量の多い国道の歩道を歩いていることが分かります。

夜の『Route 246』を歩きながら、主人公は何を思っていたのでしょうか。

Hang in there!keep at it!は、ファイト!頑張れ!という励ましです。そして、You can do it!君ならば WOW WOW You can do it!できるはずだ WOW WOW という表現から、主人公は「君」を応援していることになります。

ここで、主人公と「君」が『Route 246』で、夢を語り合ってそれぞれ帰路に就いたのではないか?主人公は、家路の『Route 246』を一人歩きながら、「君」にエールを送っているのではないか?と解釈しました。

また、『Route 246』は、二人称です。この楽曲の歌詞を自分への手紙と捉えれば、「君」を自分に置き換えることもできます。そうすると、『Route 246』は、夢を追いかけている人への応援歌となりますね。

まとめ

  • 主人公と「君」は、夢を語り合ったことがある。
  • 主人公は、夜の『Route 246』で「君」を応援。友達思い。
  • 「君」を自分に置き換えれば、『Route 246』は、応援歌にもなる。

■Route 246■
乃木坂46『Route 246』は、2020/7/24 に配信が開始された、配信限定シングルです。 歌詞は、秋元康さん。
作曲と編曲が小室哲哉さんということで、注目されました。
購入は、下の画像からできます。

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