なぜ、恋をして来なかったんだろう?/櫻坂46【歌詞の意味を考察】恋愛のメリット | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

なぜ、恋をして来なかったんだろう?/櫻坂46【歌詞の意味を考察】恋愛のメリット

 恋愛のメリット

なぜ、恋をして来なかったんだろう?

歌詞にある幸せは敵作らないが、恋愛のメリットだと感じました。

主人公は、彼氏ができたことで、見る世界がポジティブになっています。


彼氏が出来る前の主人公は、斜に構えていた



恋をする前の主人公は、以下の歌詞にあるように斜に構えた態度を取っていました。


どいつもこいつも I LOVE YOU!ってまるで盛りのついた猫だ
恋バナばかり語っちゃうとか・・・そんなバカップルを呪ってたのに


そんな主人公は、恋愛を始めて、見つめ合って抱き合ってキスをしましょうと感じるまでに変わっています。

恋の楽しさを知ってしまったがゆえに、『なぜ、恋をして来なかったんだろう?』と後悔めいた感想を抱いたのですね。


幸せは敵作らない=ナイスガイシンドローム(いい人症候群)からの脱却

彼氏ができる前の主人公は、カップルを見て盛りのついた猫だと辛辣に考えていました。

でも、面と向かって言っていません。なぜ、言わないのでしょうか。

主人公は、ナイスガイシンドローム(いい人症候群)に囚われているように見えました。

ナイスガイシンドロームは、心理療法士ロバート・A・グラバーが提唱した考え方で、腹黒い部分を見せないことで自分を良く見せようとすることです。

いわゆるリア充に対する嫉妬を、抱え込んだままニコニコする人ですね。

もちろん、円滑な人間関係を築くためには、ストレスを表に出さない努力は必要です。

言葉に出さなくとも、仏頂面でいる人と仲良くなりたいと思いませんから。

だた、ストレスを抱えたままでいると、匿名でSNSを使い攻撃してしまうリスクがあります。笑顔でいる人全てが敵に見えていることでしょう。

そこまで極端ではなくとも、ネガティブな感情を吐き出せないのはストレスです。

主人公は彼氏ができて、心の底から幸せは敵作らないと考えました。

恋のメリットが、何言われたって全然気にならない微笑み返してあげると表現されています。

確かに恋人がいれば、他人のネガティブな言動を受け流す余裕ができますね。

ナイスガイシンドロームから解放されたと言えます。


最後に

メッセージが幸せは敵作らないという歌詞に集約されている

主人公は、恋愛をするとネガティブな言動が気にならないと気づきました。

だから、恋愛には、【幸せは敵作らない=ナイスガイシンドロームからの脱却というメリット】があると考えます。

昔の自分を思い出しました。

恋人がいない時は、主人公のように盛りのついた猫とは思いませんが、内心で舌打ちはしていました。

そんなやさぐれた自分でも、告白が成功すれば高揚感に包まれています。

そうなると、確かに、見つめ合って抱き合ってキスをしましょうという歌詞の状態に陥ります。



『なぜ、恋をして来なかったんだろう?』は、1stシングル「Nobody’s fault」全TYPE(A~D,通常盤)に収録されています。歌詞は、秋元康さん。


フォーメーション

選抜メンバーは、全26人中、以下の14人です(センターは、藤吉夏鈴)。

 

1期生6人(小池美波、小林由依、菅井友香、原田葵、 渡辺梨加、渡邉理佐)

2期生8人(井上梨名、 幸阪茉里乃、 関有美子、増本綺良、田村保乃、藤吉夏鈴、森田ひかる、山﨑天)


フォーメーションは、一列目と二列目に櫻エイト。三列目が、櫻エイト以外の 7人です。


三列目(井上梨名、幸阪茉里乃、 原田葵、 渡辺梨加、 増本綺良、 関有美子)

二列目(菅井友香、森田ひかる、小池美波、山﨑天、田村保乃)

一列目(小林由依、藤吉夏鈴、渡邉理佐)


一列目と二列目が櫻エイトなのは、表題曲(Nobody’s fault)と同じですね。

センターが、森田ひかるから藤吉夏鈴に変わっています。