Nobody’s fault/櫻坂46【歌詞の意味を考察】自責と他責の調和に有効な言葉 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

Nobody’s fault/櫻坂46【歌詞の意味を考察】自責と他責の調和に有効な言葉

欅坂46から櫻坂46に改名して初めてのシングル『Nobody’s fault』を買いました。

当記事では、歌詞で感じたこと【Nobody’s fault(誰のせいでもない)という考え方は、自責思考と他責思考のバランスを取るのに有効である】を書きました。

最後に、フォーメーションの斬新さ(櫻エイトと、二期生3人のセンター持ち回り)に触れています。

Nobody’s fault(誰のせいでもない)と考えることで、自責と他責のバランスを取る

Nobody’s fault

『fault』は過ち、『Nobody’s fault』 は誰のせいでもないという意味です。読み方は、ノーバディーズフォルト。

他責思考者に向けてのメッセージだと感じました。他責思考は見苦しいので、歌詞に共感しています。


他責思考は、止めるべき(自責と他責のバランスが大事)

他責思考は、止めるべきです。
次の歌詞では、他責思考者が一喝されている画が思い浮かびました。


自分が吐いた息と嘘で締め切った窓は曇ってるぜ 心の空気を入れ替えろ!それでも夢を見たいなら No!No!No!他人(ひと)のせいにするな
鏡に映ったおまえは誰だ?勝手に絶望してるのは 信念がないからだってもう気づけ!
No!No!No!誰のせいでもねえ 天に唾を吐くな 


【おまえ】を受け手とした二人称ですね。

他人(ひと)のせいにするな誰のせいでもねえ 天に唾を吐くなという表現から、彼が置かれた環境に感謝できない人間であることが分かります。

天に唾を吐くなんて醜いです。そんなことをしても事態は好転しませんし、人望が集まるとは思えません。

事態が悪くなっているのは、誰のせいでもないのです。他責思考は止めましょう。


なぜ、他人のせいにするのか?⇒セルフ・サービング・バイアス

物事が上手くいかないと、なぜ環境や他人を責めるのでしょうか。

セルフ・サービング・バイアスという心理学用語があります。物事が上手く行けば自分が優秀だからと考え、駄目ならば自分ではなく環境のせいにすることです。

不運を嘆いて、天に唾を吐いてしまう人は、セルフ・サービング・バイアスの傾向にありますね。

もちろん、他人のせいにするなとは言っても、行き過ぎた自責もいけません。自分を否定するあまり、極端な選択を選んでしまう恐れがあるからです。

心の安定を図れるほどの自責思考で、他責思考を改善するのです。

要は、自責と他責のバランス。そのバランスを図るために、Nobody’s fault(誰のせいでもない)と考えることが重要です。

以上から、Nobody’s fault(誰のせいでもない)は、自責思考と他責思考のバランスを取るのに有効な言葉だと考えました。


フォーメーション(①櫻エイト②二期生3人がセンター持ち回り)が斬新


櫻坂46に改名してからのフォーメーションが斬新です。

フォーメーション体制の特徴は、以下の二つです。


  1. 櫻エイト
  2. 二期生3人が、持ち回りでセンターを務める


櫻エイトとは⇒ジャケ写A+B=櫻エイト

櫻エイトの8人は、1期生が菅井友香、小林由依、小池美波、渡邉理佐。2期生が田村保乃、森田ひかる、藤吉夏鈴、山崎天となります。

ジャケ写TYPE‐A(森田ひかる、藤吉夏鈴、山崎天)とTYPE‐B(菅井友香、小林由依、小池美波、渡邉理佐、田村保乃)に写っているメンバーが、櫻エイトです。

『Nobody’s fault』TYPE‐A【Amazon】

『Nobody’s fault』TYPE‐B【Amazon】

ジャケ写 TYPE‐A+B=櫻エイトと覚えましょう。

ちなみに、『Nobody’s fault』は、1stシングルの表題曲なので、全TYPE(A~D,通常盤)に収録されています。歌詞は、秋元康さん。

櫻エイトは、表題曲の『Nobody’s fault』だけでなく、カップリング曲(『なぜ、恋をして来なかったんだろう?(全TYPE)』『半信半疑(TYPE‐A)』『Plastic regret(TYPE‐B)』『最終の地下鉄に乗って(TYPE‐C)』『Buddies(TYPE‐D)』『ブルームーンキス(通常盤)』)含めて全曲に参加しています。

持ち回りでセンターを務めるのは、ジャケ写TYPE‐Aの3人(森田ひかる、藤吉夏鈴、山崎天)。


センターが一人に固定されないことに驚き

櫻坂46のフォーメーションは、櫻エイトの8人を中心に据えることになっています。

その8人の中、藤吉夏鈴、森田ひかる、山崎天が楽曲ごとにセンターを持ち回りで務めます。

『Nobody’s fault』のセンターは、森田ひかるでした。

(藤吉夏鈴は、カップリング曲の『なぜ、恋をして来なかったんだろう?』でセンター。山崎天は、カップリング曲の『Buddies』でセンター)

全26人中、センターに森田ひかるを据えた選抜メンバーは、以下の14人です。

  • 1期生7人(尾関梨香、小池美波、小林由依、菅井友香、土生瑞穂、守屋茜、渡邉理佐)
  • 2期生7人(武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、山﨑天、大園玲)

フォーメーションは、一列目と二列目に櫻エイト。三列目が、櫻エイト以外の 6人です。

三列目(武元唯衣、大園玲、守屋茜、松田里奈、尾関梨香、土生瑞穂)
二列目(菅井友香、藤吉夏鈴、小池美波、山﨑天、田村保乃)
一列目(小林由依、森田ひかる、渡邉理佐)

推しのメンバーが14人に入っていなければ落胆するのは仕方がないですが、選抜落ちという言葉は使いたくないですね。