膨大な夢に押し潰されて/日向坂46【歌詞の感想】心の拠り所が必要な理由 | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

膨大な夢に押し潰されて/日向坂46【歌詞の感想】心の拠り所が必要な理由

『膨大な夢に押し潰されて』歌詞の感想

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今回の記事内容は、以下の通りになっています。


  • 『膨大な夢に押し潰されて』歌詞の概要
  • 「君」の心の拠り所は「僕」だろう【準拠集団】
  • 【準拠集団】を複数持ってメンタルを安定させる
  • 濱岸ひよりさんが復帰できた理由
  • 『膨大な夢に押し潰されて』フォーメーション


人は気にかけてくれる人がいると頑張れるのだという感想を書きました。


歌詞の概要


「僕」は真夜中に、突然「君」からLINEが送られてきます。会いに行くと、「君」は泣いていました。彼は、理由を聞かずに歩道橋の階段で寄り添います。


「君」の折れた心の拠り所は「僕」だろう【準拠集団】


「君」が泣いていたことから、膨大な夢に押し潰されている人物が彼女と分かります。主人公は、そんな「君」に黙って寄り添っています。


こんな優しい「僕」がいれば、「君」の心は安定していくだろうなと感じました。


そう考えたのは、「君」にとって「僕」の存在が【準拠集団】と同じ役割を果たしているからです。


人はストレスを感じたら、逃避することで心のバランスを安定することができます。


仕事場という【準拠集団】で上手くいかなくても、恋人という【準拠集団】で心が安定するのです。


「君」が、なぜ泣いているかは分かりませんが、タイトルから、夢を叶えることができていないことが想像できます。


でも、そんな彼女には、泣いている理由を聞かず黙って寄り添ってくれる「僕」がいます。


彼は【準拠集団】と言えるでしょう。そのおかげで「君」が再び夢に挑戦できるような印象を持ちました。


【準拠集団】を複数持ってメンタルを安定させる


【準拠集団】は、行動する際の判断基準になる集団を意味します。


仕事と趣味など【準拠集団】が複数あれば、メンタルが安定しやすいのは納得できますね。


そして、【準拠集団】が一つしかないとメンタルの調子を崩しやすいことになります。


大手の自動車メーカーの男性社員が上司のパワハラで命を絶ち、社長が遺族に謝罪したという報道がありました。


【準拠集団】を仕事以外に持つ必要があると感じます。


あるいは、集団ではなくとも、職場の特定の人に複数の【準拠集団】の役割を持たせるのもいいですね。


濱岸ひよりさんが復帰できた理由


日向坂46二期生の濱岸ひよりさんは、2019年に半年ほど休養しています。


グループに戻っていいのか悩んだそうですが、一期生の佐々木美玲さんが頻繁に連絡を取り彼女の復帰を後押ししました。


佐々木さんと同じ一期生の潮紗理菜さんとのエピソードも温かいです。


潮さんは、濱岸さんが齊藤京子さんに声をかけられないことを知ります。そのことを伝えられた齊藤さんが嬉し泣きをし、濱岸さんも涙したというエピソードがありました。


濱岸さんにとって、佐々木美玲さんや潮紗理菜さんは心の拠り所でしょう。


『膨大な夢に押し潰されて』フォーメーション


日向坂46『膨大な夢に押し潰されて』は、5枚目シングル「君しか勝たん」(通常盤)の収録曲です。歌詞は、秋元康さん。

歌唱メンバーは全員で、フォーメーションは「君しか勝たん」と同じです。


【三列目】富田鈴花、高橋未来虹、高瀬愛奈、山口陽世、松田好花、影山優佳、森本茉莉、宮田愛萌、潮紗理菜、佐々木久美

【二列目】東村芽依、上村ひなの、高本彩花、齊藤 京子、佐々木美玲、濱岸ひより、渡邉美穂

【一列目】河田陽菜、金村美玖、加藤史帆(センター)、小坂菜緒、丹生明里



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