日向坂46「イマニミテイロ」歌詞考察。イマニミテイロは何色? | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

日向坂46「イマニミテイロ」歌詞考察。イマニミテイロは何色?

歌詞の意味を考察


イマニミテイロは、努力のイロで灰色

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歌詞に、イマニミテイロ どういう色だ? 頑張って来た色、苦しい時に何度も夢に見て来た色と書いてあることから、頑張って来た色とか、夢に見て来た色というのは、努力の色と言えます。

努力の色はイメージできませんから、ふと、「イマニミテイロ」の主人公は共感覚の持ち主ではないかと考えました。

特定の言葉から色を感じるという、シネスシージア(共感覚)の世界です。

複数の感覚が、混み合っているという意味で混線をイメージしました。

共感覚には文字に色を感じる色字とか、音が色づく色調などの種類が100以上あると言われています。

その中でも、心地よいとかそうではないといった快や不快を伴う情動が多いと言われていました。

情動は、感情的な動きのことですから、主観的な側面があるでしょう。なので、主人公は、共感覚の持ち主と言えそうにありません。

だから、主人公が発した「イマニミテイロ」に込められている気持ちは、いつか絶対見返してやるぞという一時的な感情になると考えます。

そして、誰かを見返すためには、努力が必要でした。「イマニミテイロ」は努力の色と言えるでしょう。

人影

とは言っても、努力の色はイメージを描きにくいのも確かでした。

ジャニーズが浴びた声であれば、黄色い声援が思い浮かびます。そういった調子で、果たして努力の色を特定できるのでしょうか。

努力をしている時の、気持ちを考えれば色を特定できます。その色は、灰色だと思いました。

落ち込んだ時の、例えとして、心が曇ると言います。曇り空は灰色でした。

そして、努力を重ねている時の、心境に近いと考えます。努力が実らない間は、心が晴れません。

心が晴れていないということは、曇っていることになります。だから、努力の色は、灰色だと思いました。

努力は不安。灰色

ということで、「イマニミテイロ」は共感覚のような特殊なものではないですから、努力を、灰色とイメージできそうです。

努力している時は、それが形になるかどうか、不安が大きいでしょう。

先が見えないから、メンタルが安定しないのです。いわゆる「雲行きが怪しい」状態でした。

雲行きが怪しければ、灰色しか思い浮かびません。

終わりに

中には、努力を努力と思わない人もいるでしょう。そのような人は不安を抱かないですから、もっと明るい色になりそうです。

そういったポジティブな人であれば、「イマニミテイロ」の色は明るいでしょう。 終わり


■イマニミテイロ■
日向坂46「イマニミテイロ」は、けやき坂46名義ファーストアルバム「走り出す瞬間」の収録曲です。作詞は秋元康さん。

また、2018年春に発売された欅坂46の6枚目のシングル「ガラスを割れ!」のカップリング曲でもありました。

この曲について、高瀬愛奈さんが、2018年2月20日のブログで言及しています。武道館に向けての気持ちが表現されていて、泣きそうになったとのことでした。