乃木坂46アンダー曲 「春のメロディー」歌詞考察。どのようなメロディーか? | のら猫ひろしが坂道のぼる (のら猫ひろし)

乃木坂46アンダー曲 「春のメロディー」歌詞考察。どのようなメロディーか?

歌詞の意味を考察・・・春のメロディーとは?


痛みが伴う恋の記憶

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春というと、日差しの暖かさや、柔らかさが思い浮かびました。道路に落ちる斑模様の日差しとか、そばの土手に芽吹く草花などです。

川面に反射する日光にも、春を感じました。

視界が明るくなるようなイメージを持ちます。のら猫ひろしにとって、春は、耳より目で捉えた印象の方が強いと言えました。

果たして、主人公は、何に春を感じるのでしょうか。

いつもの予報士が身振り手振りで伝えてた 明日の朝から暖かくなるよって・・・春のメロディー聞こえて来た

生まれたてでなければ、春を何回も経験しているはずです。「私」は、天気予報によって、自身の春の記憶が蘇ったのでしょう。

その記憶が、「私」なりの「春のメロディー」と言えました。

そして、「私」なりの「春のメロディー」は、次の歌詞になっています。

思い出すの 彼と花の香り 近い恋の足音 同じクラスで・・・

この歌詞で、「私」は学生の頃の恋を思い出していることがわかります。

花の香りという表現で、吹き込む風にカーテンが揺れているような画が浮かびました。

そして、近い恋の足音という歌詞で、彼と並んで歩いている「私」の画を描くことができます。

ここで、気になるのは、「私」と彼の恋の行方でした。

夕陽の逆光で影になっている女性の顔と男性の後ろ姿

大人になった「私」は、毎年、天気予報で春の訪れを感じるたびに「春のメロディー」が脳内に再生されていることになります。

その時に、胸が痛むのか痛まないのかが気になりました。胸が痛むのなら、失恋と考えて良いでしょう。

同じクラスで顔を合わせる度ぎこちなくなる私たち 長かった冬 雲たちは遠ざかり 太陽が射す 雪と誤解はいつかとけてく

春が訪れた頃には、「私」と彼は仲直りしたような意味に取れました。ということは、「私」と彼の恋は、今も続いているのでしょうか。

ですが、次の歌詞を見ると、「私」と彼の恋物語は、残念な結果に終わっていました。

思い出すのよ 泣いたあの夜 雪が降り始めて 私は傘もささず濡れて 愛に凍えながら 一人帰ったことを

春に仲直りしたものの、冬に別れてしまったことになります。「私」が天気予報で春を知る度に、流れる「春のメロディー」は、痛みが伴う恋の記憶でした。 

終わりに

タイトルの初見の印象は、春に浮かれているような世界観です。

しかし、愛に凍えながら、という歌詞がありました。「私」にとっての春は、胸がちくりとくる痛みなのです。

とは言え、今は懐かしい涙、と表現されていました。この境地までくるのに、何回の春の兆しを感じたのだろうかと妄想してしまいます。 終わり



■春のメロディー■
乃木坂46アンダー曲 「春のメロディー」は、2012年冬に発売された4枚目のシングル「制服のマネキン」のカップリング曲になります。

歌詞は秋元康さん。歌唱メンバーは、センターの中田花奈さんを含めた16人のアンダーメンバーです。